
― 声に宿る、歌の記憶 ―チェ・スジョン独唱会
お久しぶりです!水島結子です。
4月9日(木)19時開始で銕仙会能楽研修所にて、
韓国伝統声楽家 チェ・スジョン先生の独唱会を開催いたします。
実は今回準備期間は決して十分ではありません。
先生が日本に滞在できる日が、たった一日だけ。
その一日に賭けるように、急遽決まった招聘公演です✨
けれど私は、この機会を逃してはいけないと直感しました。
開催概要
日時:2026年4月9日(木)
開場18:30/開演19:00(終演20:30予定)
会場:銕仙会能楽研修所
チケット:全席自由 5,000円(当日券 5,500円)
チケットは郵送でも承ります。その場合、biwalive.info@gmail.comに必要枚数とご連絡先を明記の上、
銀行振込を確認した後に発送いたします。(チケット代金に+110円送料を上乗せしてお申込みください)
🌟お振込先🌟
三井住友銀行トランクNORTH支店
普通 0139241
カ)ヒビキ

声が、音楽の中心にある文化
韓国の伝統音楽の世界では
「最も優れた楽器は人の声である」と言われます。
楽器は声に寄り添い、声に合わせて響くもの。
私は2006年に韓国・ソウル大学国楽科に留学しました。
言葉もままならない中で音楽を学びながら、一つだけ強烈に心に残ったことがあります。
韓国語のリズムは、そのまま歌のリズムになるということ。
二拍子と三拍子が組み合わさる独特のチャンダン。
子音が強く、言葉のエネルギーがそのまま声に乗る発声。
日本語の母音中心の語りとは、身体の使い方からまったく違う。
歌は言葉の中から生まれる。
その土地の時間や記憶を抱えながら立ち上がる。
そのことを留学中に身体で知りました。
チェ・スジョン先生の声
重要無形文化財第57号京畿民謡(十二雑歌)履修者。
韓国の伝統音楽界では知らない人はいない存在です。
けれど先生の歌は、「すごい」という言葉で片づけられるものではありません。
誇示する技巧ではなく、声の揺らぎ、間、息の流れ。
声が空間を支配するのではなく、空間に静かに溶け込んでいく。
それでいて、確実に身体の奥に届いてくる。
言葉がわからなくても、ぜか涙が出そうになる。
それが韓国民謡の力です。
チェ・スジョン先生の声聞いてみてください✨
なぜ、今この公演をするのか
私は皆さまご存じの通り琵琶奏者です。大学一年の時、初めてパンソリや韓国民謡の世界を知り、
「これ、琵琶と同じだ」と思いました。
語りと歌のあいだにある芸。
そこから韓国に留学し、
歌を学ぼうとして、
言葉ができずに挫折もしました。
それでも声の文化への興味は消えませんでした。
長い時間を経て、今こうして第一線の歌い手を
日本にお迎えできることは私にとって特別な出来事です✨
今回の構成
韓国民謡を中心に、解説を交えながら次々にお届けします。
さらにゲストとしてパンソリ歌手である
先生のご息女・ファン・ボミさんも出演。
韓国の語り芸と、日本の語り芸(琵琶)。
三人の女性による「声」の夜になります。
私は司会・解説・通訳、そして一曲「春の宴」を演奏いたします。
分かりやすくはないかもしれません
でも…!!
分からないものを、
分からないまま浴びる時間。
それは今の時代にとても大切な体験ではないかと思っています。
どうぞこの一夜、
声に宿る歌の記憶に静かに耳を澄ませてください。
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