こんにちは、びわ@ゆんころです。
最近ずっと感じていたことを連ねます。
問い合わせをくださる方全員ではないし、むしろ純粋な気持ちで琵琶をやりたいと来てくださる方が多いので言わないでおこうと思っていたのですが、頭を悩ませるくらい増えてきてしまったのでここに記します。
琵琶が人目に触れるようになって嬉しい反面
琵琶がアニメやテレビで使われるようになって興味を持ってくださった方が多いのはたいへん嬉しいことです。
それにしたがって、琵琶の写真を撮りたいだけ、継続して習うつもりがないのに体験稽古にいらっしゃる方がとても多く、入門しても1,2か月でフェードアウト…というケースが昨年とても多かったです。
どんどん問い合わせが来てしまい、本気の方だけきてもらいたいなと稽古料を値上げしても来てしまうので、一度ここに本心を連ねておきたいと思います。
琵琶に興味を持ってもらえるのは本心から嬉しいことなのですが、私は今自分のもとにいるお弟子さんを育てるのに全力を注いでいます。
なかにはプロになりたい人、楽器の製作者になりたい人、琵琶を広めるための方法を一緒に模索してくれる人、私がやっていることを手伝いたい!…など皆さんお弟子さんでありながら同志でもあります。
その方たちとは本音でぶつかりあってきたので、絶大な信頼を置いています。
私もそういうお弟子さんのために色々頑張れることがあり、向き合っています。
うちの門下はそういう場所であり、仕事が忙しいからフェードアウトという方は正直来てほしくありません。
去年はお弟子さんの一人と人工象牙を開発しました。
今年はまた別の方法で琵琶に関わりたい人の雇用を増やしたり、楽器製作に関して一歩進められるように準備しています。
それゆえに体験だけしたい方、お金がないんだけど‥、仕事が忙しくて…を理由にフェードアウトしてしまう方は別の教室に行かれたほうがお互いにいいかなと思います。
琵琶をやってみたい人の気持ちにに応えなくては!と思って頑張りすぎて去年末は本当に体を壊してしまったので…ご理解いただけると幸いです。
習いたい気持ちは嬉しいけど、その前にやってほしいことがある
琵琶だけでなく、音楽教室をやっている先生全員が思っていることです。
・時間がない、お金の余裕がない
・仕事は優先されるが、習い事は遊びだから仕方ない
このように思っているうちは趣味の活動をやらないことをおすすめします。
なかには私はやりたいのに、先生がお金を要求してくるのは酷い!と思っている人さえいて驚きました…💦
上から目線で申し上げているわけではなく、お金がないと趣味をやりつづけるのは本当にきついです。
琵琶の場合は稽古代、消耗品の琵琶糸代くらいですが、もっと細かくお金が必要な趣味もたくさんあります。
趣味とは自分を喜ばせるためにあるのであって、苦しんでまでやるものではありません。
スポーツでもウエアやシューズ、道具代やコーチ代、場所代などものすごいお金がかかりますし、推し活などもチケット代、グッズ代などとお金がかかります。
なので、私なりに楽器を買えるまでレンタル制度を作ったりしてきましたが「来月の家賃も払えるかわからない!」という状態で始めるのは違うと思います。
通う方はいつでもやめられますが、私は一生お弟子さんたちを育てるために自分の健康を維持し、教室は絶対に閉じない決意で教えています。
変な辞め方をしてしまうと業界も狭いので、噂が広まって習えなくなってしまうこともありますし、とにかく自分が習える状況になるまでは無理をしないのがおすすめです。
そんなわけで続けられそうな状況にいる方で、合う先生探しをするのは全く問題ありませんので、お問い合わせください。
どうぞよろしくお願いいたします✋
余裕がない状態で始めてもお互いによくないよ
趣味の活動は、心の余裕!
忙しすぎたり、お金がないときはじっと時を待とう