生きづらい人ほど琵琶の稽古がおすすめな理由

現代社会で生きづらいひとへ

価値観が狭いと生きづらい

お久しぶりのブログです。今日は現代社会で生きづらい人が新たな価値観を受け入れると生きやすくなるよ、それに琵琶の稽古が向いているよ、ということについて書いてみようと思います。

 

うちの教室を訪ねてきてくださる方のなかで、生きづらさを感じている方が多いなと日頃から感じています。
かく言う私もそうです(笑)

 

自分が意図していないことで誤解されたり…
勝手に判断されて悲しい思いをしたり…

私も若いころは強そうな見た目のせいで(笑)誤解されたり、知らない人に「あなたが水島さん?ふーん」と全身舐めまわすように見られたこともありました。
自分が悪いのかな…とよく泣いていた私ですが、そういうのって実は全部相手方の問題なんです。

 

 

他人の問題を自分事として引き受けなくていい

 

相手方の問題を引き受けなくていいそう考えていても人間の悩みの大半は人間関係によるものですから、その場の雰囲気が不穏だとどうしても自分にベクトルが向いてしまいます。

 

たとえば、不倫問題についてものすごく怒りをあらわにする方がいますが、これって人の家の話だし、はっきり言ってどうでもいい話です。
芸能人のことであれば、あなたの生活には関係ないし、怒り狂って脳のリソースを無駄に使っているなと思います。
ですが、その人にとっては問題沙汰にしたい、不倫している人を矢面に立たせて叩きのめしたい衝動に駆られてるのって
やっぱりその人自身の問題。
不倫騒動で謝罪会見などしているのを見ると、誰に謝っているのかな…と思います。
謝るべきは相手や自分の家族であり、見えない「世間」ではないですよね。

という感じで、人の問題に首を突っ込んでいたりする人って大概暇なんですよね💦
成し遂げたいことや、どうしても頑張りたい仕事がないから他人を攻撃したくなる。
いつも見るべきは自分だということを忘れないようにしたいものです。

 

私たちは自分のことを知らない

そのくせ、人間というものは自分自身というものがどういう人間なのか全く分かっていないものです。
私は琵琶の稽古を通して自分を知る、ということを行っています。
お弟子さんの指導も、ただ技術を教えるだけでなく、心のケア、逃げ場になる場所としてうちの稽古場があればいいなと思っています。
琵琶って、戦後急速に廃れますが、廃れた原因のひとつに「楽器が難しすぎる」というのをひそかに思っています。
何年も稽古している方はわかると思いますが、こんなに稽古しているのに全然うまくなった感じがしない!
本番でもミスばかりする(ミスという概念はふさわしくはないのですが)。
完璧に演奏したことがない‥などという人も多いのではないでしょうか。

その理由のひとつは1曲が15~20分と長い。
いわゆるミスタッチ、みたいなことはざらです。
ミスをしないように稽古をするのではなく、音が途切れないように、呼吸が止まらないように稽古していれば
もし音が出なかったとしても違和感がないんです。
要は、正確に譜面通りに、なんていう概念ではなく、曲の全体像を見る、演奏中に途切れない呼吸が感じられることが大事ということでしょう。(私の個人的見解ですが)
全く西洋音楽と考え方が違います。
音源や譜面が大事であれば、時と場合によって歌詞を切り貼りしたり省略したりなんていうことはありえないし、そもそも譜面がメモ程度。休符やテンポ、ピッチなども書いたり考えたりすることもないんです。

 

違う価値観をいったん受け入れてみる

 

ということは。
やはり自分の価値観にないものに遭遇した時に、いかに自分を適応できるか。
自分の価値観で解釈するのではなく、未知の価値観に対していったん受け入れてみる柔軟性が必要です。
対人関係でもそうですが、自分と価値観が合わないからと拒絶するのではなく、「こういう考え方をするんだなあ」と思えば、だいぶ楽になります。
また、師匠から指導いただいたことは正確に、緻密に稽古することが必要です。
私は自分の耳に関しての記憶力は本当に信用していないので(笑)必ず録音を聞き、譜面に自分で書き込みますし、お弟子さんにもそう推奨しています。
自分だけが分かればいい、譜面がぐちゃぐちゃになったら自分で書き直してみるか原本のコピーを貰えばいい、とにかく汚してもいいので書くことが大事です。

私は記憶の仕方が人と変わっているらしく、映像で覚えます。
これ、普通と思ってたんですが結構違うようです。
昔から暗記も得意でしたし、人の名前や会社名などお名刺をいただいたらそのお名刺通りの映像とお顔をセットで覚えてるという…。
逆に何度も言われても右から左で忘れてしまうので、私のような映像記憶の方はなおさら書いて覚えるのを推奨します。

このように細かく稽古したり、自分が今どれくらいできるようになったかなどを考えていると、芸能人の不倫問題なんてどうでもいいんですよね(笑)

 

努力

とにかく自己との対話、これができるのが現代における琵琶の稽古だと考えています。
己を知るのはちょっと怖く、そして書いたりするのも面倒です。
でも人生において大事なことってほとんどのことが面倒だと思いませんか?
夫婦や恋人とのパートナーシップ、仕事のこと、どうしても成し遂げたいこと…。
これらは人によっては不要な人もいます。
でも何かひとつやってみたい、自分も人生において何よりも大事なものが欲しいという人は琵琶の稽古、おすすめします。

私の力だけでは次の世代に琵琶をつなげることは難しいです。
お客様をはじめ、応援してくれる方々、演奏の仕事をくださる方々、そして琵琶の稽古をする皆さんがいてこそ次の時代につながると思うのです。

生きづらさを抱えている人は、価値観を変えてみるのもいいと思います。
私がそうだったように。
普通、なんていらないんです。
人の目、なんてどうでもいいんです。

ただ、好きなことが人生であること。それに誇りを持ちたいと思います。

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