こんにちは。びわ@ゆんころです。
先日、大河ドラマ「麒麟がくる」10話にて、尾野真千子さん率いる伊呂波太夫一座の歌い手としてちょこっと出演させていただきました。
13話でも一座の舞台で歌っていますが、編集の都合により姿は見えず、です笑
タイトルロールと、伊呂波太夫一座のテーマソングのような今様を歌っています。
貴重な経験ありがとうございました!
次は師匠・友吉鶴心先生の密着取材4月21日放送の「サラメシ」にすこーしだけ映るかも?
友吉先生の稽古場で稽古中の様子を撮影にいらっしゃいました。
お師匠の素晴らしい楽器たちも登場です。
色々と大変な世の中ですが、コロナに負けるな!
どんなときでも、芸能者の本分を忘れないようにしたいですね。
奈良時代の天然痘がはやって、国家事業として神仏にお祈りしたことに思いを馳せています。
現代医療が発達しているコロナでもこんなに恐ろしいのだから、いはんや奈良時代をや、です。
医療が発達していなかった当時は、流行り病は本当に恐ろしいものでした。
病の蔓延時に人々は祈り、舞い、歌った…
コロナ蔓延を以て、誰も「芸能と神事の力で調伏」とは言わない世の中になりました。
非常時に芸能なんてくだらない、現実的な医療の力でなんとかするのが当然と思われるだろうけど、
こんな時だからこそ芸能の本質を忘れないでいたいです。
現実的にいまは演奏や舞台はできないけれど、芸能者であることを常に心がけて稽古を積み重ねていきたいです。
芸能者も人間だから生活があるけど、変に世の中に流されて病んで暗い気持ちのままでいるよりは、稽古していつか舞台に立てる日のために備えるんだ。
芸能者よ、今こそ稽古しよう。 私は明日もやります。