琵琶奏者的スマホ・タブレット活用術を紹介します

ご無沙汰しております。琵琶ゆんころです。
最近は毎日のライブ配信活動ゆえすっかり更新が停滞しておりますが、
またボチボチブログのほうも再開していきたいと思います。

お気づきの方もいるかもしれませんが、私は薩摩琵琶という伝統芸能をやっていながら、PC、スマホ、タブレットが超大好きな現代人です。
琵琶奏者というとそんな機器は使わないんじゃないのと言われるのですが、いろいろと活用しています。
今日は私の使っている機器をご紹介します。
琵琶の稽古などにお役立て頂けると幸いです。

 

琵琶奏者の使うPC

 

私はDELL inspiron 15(Windows10)ノートPCを使用中。
メモリは増設してサクサク動くようにしています。8Gから増設しました。
大学の講義や解説の時はでPPT(パワーポイント)を使用していますので、購入した時からWord、ExcelのほかPPTは入れています。たまにPCを持ち込み投影することもあるのでノートパソコンが便利です。
また、演奏会では歌詞を配布したりチラシの原稿の下書きやブログなどもすべてPCで打ち込んでいるので琵琶奏者といえどもPCは必須ですね。

 

MAC派の方もいるかもしれませんが、企業や学校とのやりとりはWindowsが楽です。
スマホですべてを完結する方も増えてきていますが、原稿は印刷したときと画面では見え方が違いますし、PC入力のほうが早いのでPCの使用をおすすめします。

琵琶奏者の使うスマホ①(iPhone12mini)

主にZoom稽古、Zoom会議、ビゴライブ配信のみに使用しています。
携帯端末として使用していないので、Wi-Fi環境下でないと使用できません。
Appleストアから直接購入(ネット購入)し、設定なども自分しましたが簡単です。

不要な端末はAppleで下取りに出せます。

 

配達員の方に梱包なしでそのまま手渡しできるのでとても簡単で、Appleに到着して確認されたら購入した端末から差引されて請求されます。私は5000円位戻ってきました。

このスマホに入っているアプリは以下のみ

・ビゴライブ
・Zoom
・写真
・カメラ
・incollage(スクリーンショットを分割したり加工できるアプリ)
・ボイスメモ(既定のもの)

ミキサーとマイクと繋げばボイスメモで簡単なレコーディングができますし、
動画を撮った場合そのままYoutubeに載せられるレベルの音質です。
iPhoneはずっと使い心地が良くなる一方なので便利ですが、すぐにストレージがいっぱいになるのと、充電がすぐになくなるので配信用と分けることにしました。

 

ライブ配信アプリを始める方には最新のiPhoneがおすすめです。
理由としては
①昔の端末では音声、動画のリアル配信に適応できない
⇒iPhone7などでシステムの更新をしても端末の重さに限界があるので
配信をやりたい方は最新のiPhoneがおすすめ

②iPhone以外もありだが、配信で使用している人が多いミキサーはiPhone端末しか
つなげないものが多い。
ミキサー、マイクを使用する前提であれば最新iPhoneが結局一番コスパがいいです。

できるだけ重くならないようにアプリは最小限にしています。
スクショは配信アプリでギフトを頂いたときに証拠?というか感謝を表わす意味で配信後に写真をアプリ内に投稿するために撮っているので、それを整理するアプリが必要なのです。

iPhoneのスクショの撮り方は簡単で、画面をタッチすればスクショが撮れるので配信者はぜひ下記の設定をしてみてくださいね。

こうすれば、グレーの丸が画面上に現れて、ワンタッチでスクショが撮れるようになります。

iPhoneの設定⇒アクセスシビリティ⇒タッチ⇒Assisive touch⇒シングルタップ⇒スクリーンショット

最新のiPhoneの嫌なところ

ひとつだけiPhone12、さらなる13で気に入らない点があるとすれば、カメラの広角レンズ!
これ、なんで搭載した?
見え方が変わってしまって、映る方をひろーくしないといけなくなったので背景がもっと広く必要だし、そのぶん片付けないといけない。←これ一番不満。

さらに画角によって非常にブスに撮れるので、この広角レンズだけ使用しない方法も作ってくれ~
これさえなければ全部iPhoneにしてもいいのに!!
それくらいスマホの広角レンズが嫌いです。

琵琶奏者の使うスマホ②(Android OPPO2020)

1⃣通話アプリ
ほぼ家から出ず、Wi-Fiに浸り続けている私は、あまり外で端末を使用しません。
そのため携帯料金は月々1000円くらいです。
楽天モバイルを使用しているので、3G以内だと1000円です。
やっす。

電話もたいしてかかってこず、仕事もメールベースなので電話も無料だけどあまりしません。
楽天の通話よりもLINE通話の方が音質がいいと思うのでそちらをメインに使用しています。

2⃣英会話オンラインレッスン
配信アプリ(ビゴライブ)で月に1度世界枠での世界同時配信(演奏)があります。
外国人の方も見てくれているので自己紹介、演目紹介などを英語でする必要があり始めました。
朝起きてすぐベッドメイクをしながらBluetoothイヤホンで新着英会話を聞いて身支度をするところから
一日が始まります。
大して身についている感じはしませんが、やらないよりは英語への抵抗がなくなるので習慣として数カ月続けています。
ちなみに朝鮮語はなんだかんだで20年毎日読み書きしておりちょっとした通訳は大丈夫です。
最近は配信にも韓国人の方が来てくれて嬉しいですが、日本人にはサッパリなので英語からは逃れられないな…とヒシヒシと感じています…。

 

3⃣LINE
お弟子さんとの個別連絡とお弟子さん全員と繋がっているグループLINEでやりとりをしています。
LINEではなくてメールでやりとりするのが失礼がない…というお考えの方もいるみたいですが、見たのか見てないのか分かるし、早いので私は便利と思って使用しています。
逆にメールだと返信を忘れてしまうことがあるので、助かっています。

 

4⃣稽古の録音
今迄は以前紹介した通り、ICレコーダーで録ったものを聞いていたのですが、ある日稽古にレコーダーを持って行くのを忘れてしまい、仮でスマホアプリのレコーダーで録ってみたところ結構良かった!のです。

Bluetoothイヤホンで作業しながらも聞けるしいいじゃん!と思い、最近は師匠稽古の録音はもっぱらこちらです。
配信関連を別のスマホに移せたのでストレージがいっぱいにならずに済んだのもあると思います。

 

 

琵琶奏者の使うスマホ③iPhone7

昔のiPhone7を配信中にBGMを流すための端末、時にゲーム端末として使用。
アプリはごちゃごちゃと入っていたりしますが主に配信のために使用するのみ。

 

琵琶奏者の使うタブレット(iPad mini)

私の研究対象である『琵琶新聞』は国会図書館でマイクロフィルムで見るか、コピー(高い)をお願いして印刷して見るかしか方法がないので、35年分のデータをここにPDFとして保存しています。まぁ見やすい!

iBooksのPDFに保存していますが重くもなく見れますし、拡大して見れるので、Kindleなど読書端末としても活用しています。

ただ、Kindle専門端末ではないのでずっと見ていると目が痛いし、私が読みたい本は大抵古書なので主に『琵琶新聞』専用端末となっています(笑)

でもデータ化っていうのは本当に大事なので近々譜面のデータ化も丁寧にやらないといけないなと思ってます。
クラウドに保存しておけば天災の時も安心だしね…。

 

 

こんな感じでたくさんの端末を活用してビワビワ生活を送っております。
カセットテープに録音された何十年前のラジオや昔の貴重な音源なども、時間があればMP3化してコツコツ未来へ備えています。
苦手だ~とか思わずに現代人としてツールを使いこなせば、便利で時短なビワビワライフが送れるので皆さんも使いこなしてみてください。

 

端末を用途別に使い分けるのが面倒な人は、ストレージに注意して写真や音楽をクラウドやGoogleフォトなどに保存しておくか、ICレコーダーとの併用をするとよいと思いますよ!
苦手だ~と思っているとどんどんやらなくなってくるけど、人生長いのであるものをどんどん使って楽しみましょう!

時代に合わせないと廃れてしまうから、芸の核は守りつつ時代の機器は取り入れて行きたいね♪
ネットで情報をさがさない人なんていないからね!

 

ではでは。
ビワビワ。

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