8/4(火)怪談ライブ「耳なし芳一」のおしらせ

こんにちは。琵琶@ゆんころです。

 

コロナ禍ですっかり半年くらい経ちました。

色々考えた結果、人数を限定して今年も怪談ライブを行います!

 

今年は演奏を控えた方がいいのではないか…とか、演奏会を開催して批判をされるのではないか…と色々考えたりしましたが、師匠や仲間の後ろ押しもあって開催を決定しました。

 

 

ご予約制&入口でマスクご着用を確認させていただき、手指消毒をしたうえでご入場いただきます。

 

怪談ライブ詳細

日時:8月4日火曜日 19時開場、19時半から(1時間程度)

入場料:ご予約3000円

場所:目白庭園赤鳥庵 (〒171-0031 東京都豊島区目白3-20-18)

JR目白駅から学習院大学と反対側に歩き、信号を渡ります。アンテンドゥというパン屋の横を通り、住宅街を進み、左手です。

(夜間出入り口は、正門左わきの勝手口となっていますのでお気をつけていらしてください)

演目:薩摩琵琶で聴く「耳なし芳一」

予約:サイトのお問い合わせフォームからか、biwalive.info@gmail.comまでお願いいたします。

個人的な予約も大丈夫です。

・料金は当日ご予約したお名前を告げていただき、受付にてお支払いください。
・人数限定のため、キャンセルの場合でも必ずご連絡ください。
まだまだ主催側も、お客様側も状況が読めないかと思いますので、柔軟に対応したいとは考えています。よろしくお願いします。
定員:20名様(当日券はありません)

 

当日はいつも以上に間隔をあけてご着席いただきますので、予約限定となります。

 

じゅうぶんにコロナ対策をして臨みたいと思っています。

 

ご協力お願い申し上げます。

 

2月後半からぱったりと演奏する場を失い、今後どうしていこうかと悩んでいる演奏家も多いです。

 

気丈に3月から仕事全キャンセルのなか稽古にいそしんで参りました。

 

私はこのコロナ禍を琵琶がなかったら、乗り切れなかったと思います。

 

感染を避けるのは本当に大事なことです。

 

ですが、いつまでも逃げてばかりではなく、感染症とともに生きなくてはなりません。

 

配信も色々頑張ってはいますが、どうしても生の音を聞きたい、届けたい。

 

そして、そういう声に応えたいと思いました。

 

自粛の中、既製食材のみを食べて外食も、余暇も楽しむことができずに痛感したのは、常日頃「不要不急のものに助けられて生きてきたなぁ」ということです。

 

「エンターテインメントなんて打撃を食らっても当然」、とわりとコロナ初期に音楽業界は追い詰められました。

 

でも感染症は全国民、世界中の人々に等しくふりかかってきました。

 

不要であるかもしれないものは、誰かの必要なものである。

 

そう信じて、琵琶道をひそかに突き進みます。

 

少しの間だけ、琵琶の音色と真夏の怪談をお楽しみいただけたら幸いです。

 

演目は去年もやらせていただいた「耳なし芳一」。

 

小泉八雲のテキストを現代風に、すこしアレンジさせていただきました。

 

平家が聞いた「壇の浦」の場面は、実際の古典の「壇の浦」を演奏いたします。

 

春にお披露目予定だった、わたしの林宇助作の総桑の琵琶でお披露目させてください。

 

 

会場でお会いできるのを楽しみにしております!

 

まだまだ感染は終わったわけではありませんし、まだ外に出たくない気持ちも分かります。

 

三味線メーカーの東京三味線の廃業、は氷山の一角です。

 

コロナ禍で伝統芸能から離れてしまう人もたくさんいますし、道具を作る職人さんなども演奏する人あって、です。

 

どんどん文化の火が消えて行ってしまいます。

 

淘汰される弱者が弱い、という社会はみなさんもう散々だなと感じているはずです。

 

悲観的になりすぎず、出来る限りのことを一緒にやっていけたらと思っています!

がんばろう😿

 

関連図書

都知事候補者の山本太郎氏の著書。感染症と共生の道はあるのかを感染症と人類の関係を文明発祥にさかのぼって考察した文庫。


感染症の歴史を解説しながら、消えない感染症への対応を考えさせられる文庫。具体的な感染症対策の本ではなく国際政治学者からみた感染症、という内容。やはり過去の歴史から学ぶべきことは多いなぁと考えさせられる一冊だが、難しくないのでさらっと読めます。

 

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